7月23日 2013年度「第2回ブラッシュアップ講座」活動報告

第2回「個人差に対応した日本語学習支援を考える

個人差に対応した日本語学習支援を考える」というテーマで、松下達彦先生(東京大学教養学部 日本語担当 特任准教授)をお迎えして講座を開催しました。

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 日本語支援をする上で、レベル、母語、ニーズなど個人差のある学習者達を受け持った時、何をどうやって進めていこうかと困った経験を持つ人が多いからでしょうか、当日は32名もの日本語支援者が参加しました。5~6名ずつに分かれて、個人差の具体例、個人差があるとどのような困難があるのか、といった点をグループワークによって洗い出しました。更に「困難を少しでも減らす為の対応」を話し合い、教室全体でシェアした後、先生のご意見や豊富な経験からの具体的アドバイスを頂きました。参加者からは是非、今後の支援に活かしていきたい、又、この続きを開いてほしいと言った声を多く頂きました。

 ブラッシュアップ講座を通して、一つのテーマについて支援者同士が考え、意見交換できることも意義深いと改めて思いました。

日本語教室部会 ブラッシュアップ講座担当 (H・K)